

福岡在住のフェルデンクライス・プラクティショナー/ダンス講師
の太田垣悠のWebページです。

フェルデンクライス・メソッド
物理学者であり柔道黒帯保持者でもあるモシェ・フェルデンクライス博士が生み出した「動きを通じて自分自身について深く学んでいく」メソッドです。世界中で様々な身体条件や年齢の人たちによって実践されています。
フェルデンクライス博士は、人間が自分自身のためにできる一番尊いことは「自分自身を知ることだ」と唱えました。
身体と心と頭
フェルデンクライス・メソッドでは身体と頭と心は一つのものだと考えます。全てがお互いに影響を与え合いながら、私たちの現在の人となりをかたち作っていると。
身体の可動性は必ずしも身体機能的な面だけで決まっているわけではありません。
怪我・痛み・加齢などから生まれた制御、教育や環境で身につけてきた様々な身体的・精神的な習慣、感情的な出来事から作り出された緊張などなど、たくさんの要素が絡み合って私たちの現在の身体の可動性を形作っています。
フェルデンクライスのレッスンでは、これらの要素にも働きかけることが可能です。
レッスン中、ゆっくり動いていく中で、自分の思考や感情の習慣的な癖にも気づきが起きると、動き方やセルフイメージに変化が起きることがよくあります。
最適な動き
フェルデンクライスのレッスンでは動きの手本や正解はありません。
100人いれば100通りの身体と生き方があり、それぞれが自分にとって「最適な動き」や「気づき」を見つけることが主軸になっています。
赤ちゃんでも高齢者でも、身体的に痛みや特性があっても、アスリートでもレッスンを受けることができます。
フェルデンクライス・メソッドが他の身体活動と大きく異なるのは、一つのやり方だけを学ぶのではなく、多様な動きの選択肢を自分自身で発見していくメソッドだというところです。
選択肢が増えると、それぞれのシチュエーションにおいて最も快適で最適なやり方を選択していく自由を得ることができるのです。
古い習慣を手放す
フェルデンクライス・メソッドは、動きの中での「気づき」を通して脳や神経系に深い変化を起こすメソッドです。レッスンでは最大限の可動域で動くことはせず、自分が何をしているのか気づけるようにゆとりを残して動くようにガイドされていくので、「動く瞑想」と呼ばれたりもします。
「この動き方は心地が良いな」とか「どうしても力んでしまうし、痛みを感じる...どうやったらいいんだ?」などなど、動きの中で出会う様々な気づきを通して、私たちの頭や身体や心は「既に知っているやり方以外の方法を試そう」と試行錯誤します。
そのプロセスを静かに繰り返すことで、はじめて今までやってきた古いパターンと不要な緊張を手放し、新しいやり方を学ぶことができるようになります。
※フェルデンクライス・メソッドは医療行為ではありません。
表現者のためのフェルデンクライス
人前で表現をしていくには「表現したいこと」が身体や声や楽器という媒体を通して観客に届く必要があります。
身体が自分のイメージしたように動けば動くほど、表現したいことも自由に表現できるようになり、表現の幅は広がります。
フェルデンクライス・メソッドでは、
・自分の身体を深く知ること
・動きの選択肢を増やすこと
・イメージと動きの一致を深掘りする
ことができるので、私はダンスや表現の現場でもこのメソッドのエッセンスを導入することが非常に有効的だと考えています。
日本ではまだ知名度が低いですが、世界中のダンスや音楽家のトレーニングにおいて、フェルデンクライス・メソッドを取り入れたレッスンは今では当たり前になってきました。
世界的演出家のピーター・ブルックはフェルデンクライス博士と深い交流があり、自身の劇団のトレーニングにフェルデンクライス・メソッドを導入した影響もあり、演劇の現場でも「Feldenkrais method」の名前をよく見かけます。
モシェ・フェルデンクライス( Moshe Feldenkrais 1904-1984 )
原子力の研究や潜水艦のソナーの開発など、優れた物理学者・エンジニアであった一方、柔道の黒帯有段者など武術家としての側面も持つ。自身の怪我をきっかけに、解剖学・小児発達学・心理学や多くの東洋の訓練法、ボディワークを学び、独自のメソッドを確立する。
レッスン
Awareness through mouvement( ATM )= 動きを通しての気づき
プラクティショナーが声で動きをガイドしていくレッスンです。頭から足先までの無数のレッスンがあり、呼吸、口腔内や眼、丹田を扱うものまであります。その一つひとつが神経可塑性の原理にもとづいて、身体機能が向上するように構成されています。レッスンの中でプラクティショナーが「お手本」を見せることはしないので、自分の内側に注意を向け、「誰かにとっての最適」ではなく「今の自分にとっての最適」を見つけていくことにフォーカスします。
オンライン
グループ: 1000円
個人: 3000円
※対面では人数やニーズによって料金が異なりますので、お問合せください。
Functional Integration ( FI )= 対面個人レッスン、ハンズオン
プラクティショナーが手で触れながら動きをガイドしていくマンツーマンのレッスンです。手で触れられることで、より深く、自分自身では気づきにくい身体の使い方のパターンにアクセスしやすくなります。プラクティショナーはまるでクライアントの身体と対話するようにレッスンを進めます。個人レッスンのため、それぞれのニーズを深掘りしていけるのも特徴的です。
基本料金:6000円
16歳以下:5000円
実施場所: 福岡市内( 詳細はお問合せください )